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照度センサー(Ambient Light Sensor、ALS)とは、周囲の明るさを感知するセンサー。センサー素子はフォトトランジスタやフォトダイオードなどの受光素子で、受講した光を電流に変換し照度に該当する電流を流す。
このカテゴリでの近接センサーは光学式近接センサ―を掲載。近接センサーとは、非接触で物質や人が近づいたことを検知するセンサー。センサーから光などのエネルギーを放射し、対象から反射してくるエネルギーを受光素子などで受けて電流に変換しエネルギーの変化量を検出。
Light-to-current silicon optical sensor、Light-to-voltage silicon optical sensor、light-to-digital output sensor
近接検知およびデジタル周囲光センサー
Ambient Light Sensor、Proximity sensor
アナログ, デジタル
【ご注意】 ここで紹介する製品・サービスは企業間取引(B to B)の対象です。 各企業とも一般個人向けには対応しておりませんのでご承知ください。
順位 | 企業名 | クリック割合 |
---|---|---|
1 | ローム | 14.9% |
1 | 日清紡マイクロデバイス | 14.9% |
3 | ルネサス エレクトロニクス | 10.6% |
3 | Broadcom | 10.6% |
5 | 浜松ホトニクス | 8.5% |
5 | TXC | 8.5% |
7 | テキサス・インスツルメンツ(TI) | 4.3% |
7 | Vishay | 4.3% |
7 | Melexis | 4.3% |
7 | ams | 4.3% |
7 | レイトロン | 4.3% |
7 | Silan Microelectronics | 4.3% |
※クリック割合(%)=クリック数/全企業の総クリック数 このランキングは選択の参考にするもので、製品の優劣を示すものではありません。
照度センサ―(Ambient Light Sensor、ALS)は、さまざまな照明条件下で人間の視感度に近い光学特性を持ち、暗い光から明るい日光まで、特定の動作範囲で起動する。高感度で、広いダイナミックレンジを兼ね備えているため、暗色ガラスの後ろ側で操作するのに適している。照度センサ―で、ディスプレイのバックライトを自動調光させることにより、消費電力を削減し、バッテリーの動作時間を延長する。また、画面の見やすさが向上する。
照度センサ―には、フォトトランジスタタイプとフォトダイオードタイプ、フォトダイオードにアンプ回路を追加したフォトICタイプがある。
フォトダイオードタイプは、出力電流(光電流)が一般的にµA台と小さな電流なので、トランジスタやオペアンプなどで受けて増幅してから利用するのが基本である。また、照度(入射光量)に対して出力電流の直線性が比較的高い、応答速度が速いといった特徴を持つ。赤外線領域の感度を無くすため視感度に補正するフィルタが入っていることが多い。
フォトトランジスタタイプは、フォトダイオードとトランジスタが一体化した構造で、フォトダイオードの出力電流(光電流)をトランジスタで増幅してから出力するため、感度が高い。ただし、フォトダイオードと比べ応答速度が遅い、照度(入射光量)に対して出力電流の直線性が悪いなどのデメリットもある。日清紡マイクロデバイス、EVERLIGHT、onsemiなどが取り扱っている。
フォトICタイプの照度センサ―は、フォトダイオードの出力を電流アンプで増幅した電流信号をそのまま出力とするアナログ出力のシンプルなものと、電流-電圧変換、A/Dコンバータ、デジタル制御および外部インタフェースを集積したデジタル出力のものがある。フォトダイオードとアンプ回路を個別で構成した場合と比べ、小型軽量、電磁誘導ノイズに強い、アンプ配線不要などのメリットがある。フォトダイオードと同じ使いやすさでありながらフォトトランジスタ並みの出力が得られる。
近接センサー(Proximity Sensor、PS)は、このカテゴリでは光デバイス関連として光学式近接センサ―を掲載する。光学式近接センサ―(赤外線近接センサ―)は、赤外線発光素子(赤外LEDなど)とフォトダイオードなどの受光素子で構成されている。発光素子から放射された赤外線が対象物に当たると反射し、それをフォトダイオードが受光して電流に変換する。変換量と対象物の距離の関係からしきい値を設定し、しきい値を超えた場合に設定距離に近づいたという判定をする。
信号処理IC、通信インターフェイスが内蔵されているものが増えている。信号処理ICでは信号変調による周囲光抑制で、明るい日差しから暗い室内といった様々な環境で作動できる。
また、照度センサーと近接センサ―一体型のデバイスもあり、照度センサ―は、様々な照明条件下における減弱物質を通した人間の眼の反応に一致する周囲光強度の測定値を提供し、近接センサーでは、短距離および暗色ガラスの後ろ側で使用するための大きなダイナミックレンジの操作が可能になる。